駄菓子屋大作戦2016@石巻ブルーレジスタンス
駄菓子屋大作戦@石巻ブルーレジスタンス、2016年8月4日開催しました。
ヤヒロラボは、2016年8月4日(木)に、石巻ブルーレジスタンスで恒例となりました「ドラム大作戦」(割れシンバル大作戦)におきまして、駄菓子屋大作戦を展開させていただきました。この日は「けん玉大作戦」も大々的に開催され、まずはドラムを楽しみ、そしてけん玉に熱くなり、さらには駄菓子や駄玩具に夢中になるという、参加者全員が子どもに返る「子ども祭り」会場となりました。ドラム大作戦とは、プロミュージシャン(ドラマー)が被災地を中心とした日本全国のライブハウスで、ドラム教室をノーギャラで開催しているプロジェクトです。
また、今回の駄菓子屋の会場はブルレジの楽屋という、普段では入れない場所でした。それがまた、秘密基地のような雰囲気を作り出していました。
石巻でも、いつものように駄菓子、駄玩具、当てくじの3つのコーナーを設け、現代っ子が触れることがほとんどなくなってしまった昔懐かしい商品を格安の価格でご提供させていただきました。
今回は復刻版の駄玩具に加え、実際に昭和に販売されていたレアでレトロな駄玩具やグッズなども、当時の価格で特別に陳列しました。これは、ヤヒロラボが長年お世話になり、信頼関係を築かせていただいた駄菓子・駄玩具問屋の方々が、「復興地が一層盛り上がるように」とお譲りくださったものです。40年近くも倉庫に眠っていた貴重なグッズに、大の大人のみなさんが、「あった、あった!こんなの!」と懐かしみ、子どもたちの中には「昔はこんなのを売っていたんだ!」と驚いていました。
100円玉を握り締めて一生懸命計算しながら買い物をする子どもたち、何度も何度も遊びに来てくれる子どもたち、大人買いする大人たち、家で待っている子どものためにお土産として買って帰る人など、様々なお客様がいらっしゃいました。帰り際に、「わたし、このおみせ、だーいすき! だってわたしのだいすきなものばかりあるんだもん! またきてね!」と言ってくれた女の子がいて、開催して本当に良かったと思いました。
また、駄菓子屋前では、BRAHMAN/RONZIさんによる「パチカ大作戦」も開催されました!(パチカはアフリカの民族楽器を源流としているそうです)
この度の開催もたくさんの方々からご協力をいただきました。まず、ドラム大作戦主催者でアーティストの千葉浩靖さん(鐵槌)には準備段階から多大なるご支援をいただきました。そして、お世話になりましたドラマーの講師陣のみなさん、幡ヶ谷再生大学けん玉倶楽部さん、ブルレジスタッフのみなさん、石巻へい輪プロジェクトさん、駄菓子屋スタッフとしてご協力いただいた渡辺さんご家族、かよさん、本当にありがとうございました。厚く感謝申し上げます。
(石巻ブルーレジスタンスTwitterより)
※ヤヒロラボの駄菓子屋プロジェクトは、2016年度より岡山県の新見公立大学・短期大学の地方創生にいみカレッジ鳴滝塾の企画のひとつとして認定されました。岡山県新見市内の他、全国各地で開催しています。私たちは、開催地への貢献(地域貢献)、子どもたちの経験的な学習(体験活動)や教育、そして、幼少期の思い出を通じた価値観の形成、あるいは、駄菓子や駄玩具といった年齢を問わない共通の話題を通した世代間交流などを活動の目的とし、研究をおこなっています。