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令和2年以降の新見市豪雨災害支援活動の土砂置き場について


 令和元年12月27日をもって、ついに土砂置き場が閉鎖されてしまいました。
 残念なことではありますが、しかしこの局面で地元民が力を合わせて乗り切らなくてどうするの!新見は公助の脆弱な部分を共助でカバーする町なんです!ということで、色々な方々に相談をしました。


 結果、令和2年からは地元業者さんの全面支援を受けて、1年間、土砂置き場を提供していただくことができ、新見公立大学ヤヒロラボは土砂・汚泥撤去作業を継続できることになりました。感謝しかありません!

さらに、令和3年からは、山の中でやや遠くはなりますが、市民の有力者の方から土砂置き場を永続的に提供していただくことになりました。
 かつてヤヒロラボが全国の災害復興支援のみに力を入れていた2013年頃、災害支援活動を展開するNPO法人幡ヶ谷再生大学のゆかりさんが「各地の災害支援も大切だけど、日頃から地元を大切にしてくださいね」と助言をくださり、それ以来、私たちは新見市民への貢献活動を開始しました。今、ゆかりさんの助言が、そして継続してきた地域貢献活動がひとつの形になり、地元業者さんの厚い理解を得られ、復旧作業を今まで通り続けることがでるようになりました。


 これまで新見公立大学を、ヤヒロラボを信じて、新見の現場で一緒に汗を流してくださった方々、遠方や諸事情から新見には来ることが難しいけれども、だからと言って新見のことを簡単に見捨てず、物資や資金を私たちに預けてくださった方々、作業の日に差し入れや作業後にコーヒーやお菓子を出してくださった現場近くの住民の方々、皆さまひとりひとりのおかげで私たちは前に進むことができています。皆さまのお気持ちによって私たちは生かしていただき、生かされていることを自覚し、これからも精進いたします。引き続き何卒よろしくお願い申し上げます。


新見公立大学
ヤヒロラボ
八尋 茂樹

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