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地域貢献(地方創生)についての活動理念

※初出掲載2016年8月1日/追記更新2022年4月1日


当団体代表の八尋は、母親から「どこに行っても、地元の人から教わりなさい」と教わりました。

また、恩師からは「どこに行っても、まずその土地の言葉を覚え、そこに根付きなさい」と教わりました。

そして、八尋は「どこに行っても、自分はその土地に生きて、そこの人々に生かされている」と考えるようになりました。


ある日、環境美化活動を長年続けておられるご老人が、こうおっしゃいました。
「この街は、今暮らしている自分たちだけのものではなく、次世代の子どもたちが受け継いでいくもの。自分たちが誇れないものを、なぜ将来の子どもたちが誇れるでしょうか。『私はこの街が好きです。まず、美しいからです』と、
いつの時代の人も胸を張ってほしいんです」

 

また、被災地や復興地の支援に没頭すると、自分の足元を見失いがちになってしまいます。

かつてヤヒロラボは、東日本大震災直後の数年間、全国の災害復興支援のみに力を入れていました。ちょうどその頃、災害支援活動を展開するNPO法人幡ヶ谷再生大学・現場責任者の木村ゆかりさんが「各地の災害支援も大切だけど、日頃から地元を大切にしてくださいね」と助言をくださいました。災害が起きた時、地元の人たち(同士)の動きや気持ち、結びつきがとても重要になってきます。よって、それ以来私たちは、まずは公立の大学人、公立の大学生として、日ごろから私たちを支えてくださっている地元・新見市(民)へ恩返しをすることを主眼とした活動に より力を入れるように方向性を修正しました。そして、「新見市での災害支援活動や防災・減災活動」を特別に取り組む活動としてではなく、「日常的に実践する地域貢献活動」のひとつと設定しなおし、ヤヒロラボが取り組む「全国の災害支援活動」とは切り離しました。

このように、たくさんの方々からの教えを受け、ヤヒロラボは被災地支援と同じくらい地方創生に繋がる活動にも力を注ぐことを目標にし、「自分の地元を誇りに思いたい」と思う自己の観点(自分目線)と、「未来の子どもたちに、地元のすばらしい財産を繋ぎたい」と思う他者への観点(相手目線)を同時に持つことを意識して活動するようにしています。

ヤヒロラボは、被災地・復興地の人々も、私たちの地元新見市の人々も幸せでいられるような社会貢献活動を常に念頭に置いて活動してまいります。

©YAHIRO LAB

当ページの文を引用ではなく、転載される場合はご一報くださいますよう、何卒お願い申し上げます。

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